今回は、フィギュアスケート部のミハエルが、なんか部活でさえ理屈っぽくなっちゃう事が、、、って記事を書いて下さいました!
イカ東って割と私的にレアだと思ってたのですが、これぞ、イカ東という感じで面白いです笑。
割とまじで面白いですww
技術をベクトルやらxyz軸やらを使って伝達
スケートを大学から始めると、運動センスを養ってこなかったイカ東なんて特に、「感覚で」できることなんてたかが知れている。
なんか怖いし、つるつるフィールドでどうあがいても転倒の未来しか見えないから固まる。
…ので、頭で理解して動きたい。
いやもちろん質より量だし習うより慣れろだしものは試しだし案ずるより産むが易いんだけど、「感覚」とかいう全く参考にならない個人の主観よりも「理屈」という誰がみても分かる公式があれば、イカ東なりに勉強できるじゃん、ということなのだ。
体で分からないなら理屈から入れ
例えば超超超初心者は「氷の上でどう滑るか」だけ考えるが、そのとき上半身がどうなっているかは全く頭にないことが多い。
入部後1ヶ月ほどその状態だった私は見かねた先輩に「文系って受験でxyz軸ってやった?」と確認され(やってない高校生はいるのか?)、「君にはz軸がない!」と次元を超えさせられた。
ようこそ3次元。
別に私が3次元お断り筋金入りの2次元オタクだったからとかではなく、「体の動きは前後左右だけじゃなくて上下にも広がる」というむしろなぜ気づかなかったレベルの発想が無かったのだ。というか今も書いてて改めてハッとした。
小池知事が使うより先に日常的にアウフヘーベンを使う
あと使う単語が無駄に理屈っぽい人が一定数いる。
先ほどの「xyz軸」発言を筆頭に、「推進力はベクトルの足し算」「全ては重心移動に帰結」「原理的にはこう」「遠心力が逃げている」「AをやるとBがおろそかになるし逆もそうだね、アウフヘーベンしたところに美しいNがあるんだよね」などなど、私を含めた部員の語録は数多い。
なお理屈を使ったからといって分かりやすいとは全く限らない。
あと何回でも言うが、分かったからといって体が命令通りに動いてくれるとは全く限らない。
振り付けのイメージ「ライオンではなく概念上のライオン」
私の今期のプログラム曲に使うファンタジー映画には世界を統べるライオンが出てくるので、堂々とした動きが入っているのだが、どうも動き方がわからないので、踊りの得意な部員(一定数いる)に頼むことにした。
が、「世界を統べるライオン」というイメージを正確に伝えるためにはただ「ライオン」というのでは過不足がありすぎる。別にがおーがやりたいわけではない。
悩んだ挙句出た言葉が「概念上のライオン」だった。
物語世界の長として人智を超えた、
しかし自然界への尊敬を忘れ得ぬ、
威厳に満ちた象徴として
ライオンの形をとっているだけに過ぎない存在であって、
生物学上のライオンである必要性はない
…などと無用な理屈をこねくり回していた私に返ってきた反応は要約すると
「なるほど、わからん。」
であった。
どうも、ありがとうございましたー!
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