「共感が回る社会を作りたい」22歳スーパーガールのビジョンとは

今回は、沢山失敗も苦労もして、それでもひたむきに挑戦し続ける工学部のRちゃんに、ビジョンについて語って頂きました。彼女が11年間持っている「共感が回る社会を作る」というビジョンとは、、、?

 

「共感が回る社会を作る」というビジョンとは?

一言で言うと、ものやお金が回るだけでなく、気持ちが回る社会を作りたいと思っています。

単にものをお金で買ったり、何かを作ったりするのではなく、そこに気持ちが乗っていて、それが回る経済が良い。例えば、気持ちの乗った言葉を世界中に共有できるFacebookとかのSNSとか、思いの詰まったお金を流通させるクラウドファンディングやフェアトレード、ギフト消費とか、素敵だなと思います。

これからは、モノもカネも溢れてきて、今後はそういった’気持ち’を回す事が大事になってくると思います。だから、共感が回る経済の構築に貢献したい、と思うのです。

 

どうしてそう思うようになったのでしょう?

原点は幼いころ住んでいたインドネシア

原点は小さいころ住んでいたインドネシアです。
始めてこんなに貧しい人がいるんだって教えてくれたのがインドネシアなのです。

ある時、ストリートチルドレンにお金あげようとしたら、親に「そんなことするんじゃない」って怒られました。
その時、自分が良い事をしようとしてもそれがベストでない事があるんだって気付きました。

でもこの時に、私がお金をあげられる範囲の人だけではなく、もっとたくさんの人を、その人たちのためになる形で、笑顔にしたいって強く思いました。

 

先進国の未来がヤバい

上のようなインドネシアでの経験を経て、国際機関の職員として何かしたいと思い、開発経済や社会学、地理学を高校で勉強しました。

そのあと日本の大学に行くことになったので、日本の経済や社会問題を勉強して、応用しようと思いました。
そしたらそこで「先進国やばいな」という事に気付いたのです。

社会問題の勉強で、ホームレスを調査しに行った時、みんな表情がものすごく暗いのですね。
ホームレスの人たちは、途上国のスラムの人たちよりも経済的にだいぶ豊かでした。眼鏡もあれば財布もある。でも、途上国のスラムの人たちと比べて、圧倒的に表情が暗い
一方、スラムの人たちは、お金ない、でもそんなに暗くない、というような。

だから、「お金を増やす開発よりも、笑顔を増やす発展に貢献したい」と思うようになりました。

 

お金を増やす開発よりも、笑顔を増やす発展を

その比較の中で、「笑顔を増やすものってなんなんだろう」って思った時、考えて一番しっくり来たのが、「人との繋がり」だったのです。

自分が人といないと死んじゃうってタイプだったからかもしれませんが、社会的交流とか、人との繋がりが生むものは、笑顔を増やして、社会を広い意味で豊かにするんだと思います。

「共感を回す」というのはここから生まれました。

 

「たくらむ人」としてビジョンを達成したい

「共感が回る社会」を作る手段は沢山あると思います。

その中で、私は「たくらむ人」としてアプローチしたいと思っています。

自分が一番ハッピーな時ってどんな時?って考えていったときに、「ビジョンを人に話して、それが賛同を得て、誰かを巻き込めた時」だったのです。

「たくらむ人」というのは、具体的には、新規事業のプランナーとかベンチャー経営とかです。そして、これは大好きなアジアをまたにかけてやりたいと思っています。

ちなみに、いい社会にしたいからといって、誰かに何かを押し付けることは、やりたいとは思いません。
例えば、みんながしたくないのに、募金をしようとか、NPOでボランティアをしようと呼びかけることには、興味はありません。

「自分の為にお金使う、それが誰かを助ける、社会的にもハッピー」のようなものが良いなと思っています。その方が自分もしっくりきますし。

辛い事や面倒くさい事は誰でも嫌なのですよね。
自分は、人がハッピーになることが楽しかったり、自分がやりたい事をやっていたら、人がハッピーになったりする社会が、持続的に、ハッピーを作り出していけると思っています。

このような思いで、「共感が回る社会」を「たくらむ人」として作り出します。

 

Rちゃん、ありがとうございました!

今回Rちゃんと久しぶりにお話して、私たちの考えややってきた事が似ていて驚くとともに、とても刺激になりました。

Rちゃんはエネルギッシュで色んな事に挑戦していてとても素敵です。今後ともお互い刺激し合えたら良いですね。頑張りましょう!^^

 

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