今回は、2015年に教育学部を卒業し、新卒で日本IBMに入社、2017年11月よりITプロパートナーズで働く尾形友里恵さんにお話をお聞きしました。
公私ともにとっておアクティブな彼女にすごく刺激を受けます。
それでは、よろしくお願いします!
1. さっそくですが、大学生時代はどのようにお過ごしになりましたか?
運動会アメリカンフットボール部のトレーナーとして、ご想像の通り部活漬けの日々を送っておりました。
幸い(?)、親は大学を出ていなくて勉強や学歴は気にしない人だったので、自分のやりたい事をやれる環境ではありました。なので、バイトと部活ばっかりしてました。笑
日々の生活としては、始発でガスト行って、6時30分から11時まで働いて、2限から大学の授業出て、5時くらいから部活の練習で、夜11時くらいに帰宅する、みたいな感じです。
部活は、トレーナーとして、選手のけがの予防とか、けがした時の対応とか(注・アメフトはけがが日常茶飯事です)、リハビリの対応などを行っていました。
どういった経緯でアメフト部に、それもトレーナーとして入ったのですか?
たぶん、今から思うと私の中で熱くなったことがないのが当時のコンプレックスだったのだと思います。
勉強は好きだったから受験勉強もがんばった。音楽とかやったりしていたけど、やっぱりなんか勉強以外のことに夢中になった事がなくて、自分の中でこれで良いのか、と思っていました。
で、大学入った時に、本当に熱くなれるものに熱くなりたいと思っていて、部活かな、とは思ったのですが、まあ運動は苦手だったので、スタッフやってみようと思いました。
それで、「どうせ本気なら一番がちでやりたい」と思って、一番トレーナーの大変そうなアメフト部にしました。結果、4年間、部活漬けになりました。笑
2.その後、進路を選択していった過程をお聞かせ頂きたいです。
アメフト部って結構みんな留年するので就活も1年目はあまり真剣にやっていなくて、大手金融とベンチャー1社ずつ受けてみました。
でも、全然進路について考えていなくて、このまま何も整理のつかないまま社会に出るのも嫌だなと思っていて、親も助け船を出してくれて休学しました。
引退して、最後の1年は結構自分の時間が出来たので、アジアを中心に海外に3週間ずつ色々行ってみたりしました。
で、もう一度きちんと就活する事になったのですが、最初は、割と王道に外資→ベンチャー→日系大手と受けました。
説明会などの就活イベントに行ったり、選考を試しに受けてみたり。
正直、どこに行っても楽しそうだな、というのが感覚でした。
そんな中で、私の中で「好き勝手意見を言える所が良い」というのはずっと思っていて、大企業に行って大きな組織で働くイメージもあまりつかず、かといって「ベンチャーとかがつがつ働いたら婚期逃しそう」とか思ってました。
もやもやしつつ、決めきれないから、猶予期間として、たまたま内定が出た(笑)コンサルに行くことにしました。
―コンサルの中でもIBMだったのですね。
正直すごく明確な理由はなかったのですけれど(笑)、とりあえず最初外資系全部落ちて(笑)、残った中でIBMにはすごく優秀な人がたくさんいて、自由で、女性に優しかったからIBMにしました。
子育てと両立できそうっていうのは大きかったですね。私早く結婚したいので。
―あ、早く結婚したいのですね!結婚観についてお聞きしたいです~
え、めっちゃ結婚したいです。笑
25歳までに結婚して、早くに子供ほしいと思ってました。
でも、結局、計画は総崩れwww
(爆笑)
で、結果、結婚相談所に行ったり、もう色々努力を始め、結構そこらへんの事について分かってきました。
おお、どのような感じですか?Overviewとして!
Overview!Overviewはですね、「結婚は出来る」という事です。
(爆笑)
―でもめちゃ面白いですね。足を動かして一次情報取りに行く感じ、さすがですね。
そうですよー!もう足を必死に動かしたマーケット調査ですよ~~。一次情報は大事だから。社会人1年目は合コン、とかね。
(やんややんや盛り上がる)
3.えー、話を戻して、社会人として働き始めて、IBMではどのようなお仕事をなさっていましたか?
IBMでは、コンサルタント職として働いていました。
入社して半年は研修をして、1年目は部署決めず案件ごとに入っていました。そこで、システム開発の上流を扱う案件に入って、9か月間、最初は現状業務の課題を可視化して、それから施策を提案したりしていました。
その後、システム系はもう良いやとなり、戦略系の案件に入りたい、と言って戦略系の案件に入らせて頂きました。そこで、大手メーカーの新規事業の提案や、中期計画の手伝いなどを行っていました。
最後の方は、IBMの人工知能Watsonプロジェクトに関わらせて頂きました。
全部で、6業種、7プロジェクトというすごく刺激的な時間を過ごさせて頂きました。
4.そんな中、どのような経緯で転職なさったのでしょうか?
まず、転職は新卒の就活の段階で視野にありました、と。
それで働いていく中で、IBMの中で大きい仕事に関わっても、何かそこまでエキサイトしていない自分がいて。世の中にインパクトを与えるというより、30歳までに小さい規模でも良いから自分のビジネスを作りたい、という思いが強かったのですね。で、このままIBMにいても、そういう風にはなれないから、IBMは違うかな、と思ってきました。
この時、もやもやしている事が2つあって、その1つが結婚できないんじゃないかな、という事で、もう1つが、自分で経営出来るようにならないんじゃないかな、という事でした。
で、結婚相談所に行ったりしていると、すごく「若いって価値だな」と思ったのです。だって、結婚相談所の入会金とか見ると、年齢ですごい傾斜がかかっていて、26歳を境目に何倍も違うのですよ。それでまあ、結婚は出来る、というファインディングスもあり、自己実現に向かうようになってきたのですね。
自己実現の方は、「経営が出来るようになりたい」という思いを抱くようになっていました。
―「経営が出来るようになりたい」という思いはいつ頃どういうきっかけで?
上のようになんとなくもやもやした思いを抱えながら、でも一生懸命働いていたある日、「恋がヘタでも生きてます」というドラマを見ていて、ハッとしました。
高梨臨演じるベンチャー企業に勤める主人公が、「わたしは、社長夫人じゃなくて、女社長になりたいのー!」と叫ぶシーンを見た時、そのセリフにとんでもなく共感している自分がいることに気が付いたのです。これだって刺さりました。
そこから、「経営が出来るようになりたいな」と思うようになり、転職活動を始めました。
ーITプロパートナーズに決めた経緯はどのような感じでしたか?
転職活動では、ベンチャー企業で13社見ました。条件は、上場を目指している、30人未満、新規事業を作っている、という3つです。
見て行った中で、ITプロパートナーズが、一番「勝てないかも」と思う人が多かったのですね。
すごく生意気に聞こえるかもしれないし、実際は全然そうではないのですけれど、例えば面接で現場リーダーとかと話しても、「ん、1年たったら抜いてるかも」みたいに思ってしまったりするところもあって、そんな中で、すごくお世話になっていて尊敬していた転職エージェントの方が、最初から「ITプロパートナーズ行った方が良い」って言っていて、まあ行ってみるかと受けに行きました。
そこで「自立した人材を」というビジョンがあって、かつそこでお話した方が、一番「勝てないかも」と思える方が多かったので、ここにしました。
5.ITプロパートナーズさんってどんな会社なのですか?
「自立した人材を増やし、新しい仕事文化をつくる」というビジョンの下、IT起業家やフリーランスの自立を支えられるようなサービスを作っています。
今や「働く期間111年」といわれるくらい長い人生の中で、終身雇用でずっと同じ会社に勤めるというよりも、自分の人生を自分で勝ち取っていく時代じゃないですか。それがサポートできるようなサービスを提供しています。
具体的には、自己実現のために起業を考えている人に対して、週に2-3日、会社で働きつつ、あとの時間は自分の起業準備にあてたりする、という事を想定したマッチングサービスをやったりしています。起業するために会社を辞めて、収入なしの状態でやるというのはすごく大変だし、その決意のハードルが上がってしまうから、自己実現が阻害されてしまう。でも、その人の人生を考えたときに、それってすごくもったいない事だし、そういう人たちを後押ししたい、という思いがあります。だから、例えば週2-3日うちで働いてもらったり、逆にその人が起業に成功したときにITプロパートナーズが抱えるエンジニアを採用してもらったりして、エコシステムを作ろうと思っています。
そうやって、自分の人生を、自分で勝ち取っていく、そういう努力をバックアップするような事業を行っています。
―なるほどです。最近思うのは、自由が広がっていくこれからは「I know what I wantが最強」で、そういう個人がもっと自分のやりたい事をやっていく時代になるんだと思っていて、そういう意味で、すごく時代に合ったことをやってらっしゃる素敵な会社さんなのですね。
6.お仕事をしていてどんな所にやりがいを感じますか?
「思ってた以上に、その人の人生に関われる」という事ですね。
その人がいう「○○やりたい」っていう心の奥を探って、今その人に最適なものの選択のお手伝いが出来る事には、生きがいを感じます。
それから、この仕事って毎日色んな熱量の高い方とお話をするので、それぞれの方々の熱量を感じられて、自分への刺激になっているのもすごく良い事です。
7.最後に、Girl Be Ambitiousを読んでくださっている方にメッセージを!
「今一番やりたい事やったら良いんじゃない」かな。
大体みんな真面目だから枠にはまって考えているけど、一番やりたい事をやるってすごく大事だと思います。
社会人になると、後回しは、確率を下げていく事に等しいんですよね。「実力がついたら」って考えちゃうけど、とにかく早く挑戦した方が最終的に成功する確率はぐっと高まる。
だから、あんまり難しい事を考えずに、今一番やりたい事を真っ先に挑戦するべきかなと思います!
尾形さん、ありがとうございました!すごく自分に素直で、公私ともにアクティブなお話、とっても刺激的で楽しかったです。
尾形さんやITプロパートナーズさんの社員さんと気軽にお話してみたい人は、こちらのフォームからご連絡ください!
尾形さんも「私みたいにカジュアルな人ばっかりなので、大手とベンチャー両方知りたい人とかなど、オフィスは渋谷なので、いつでも来てください~♪」とおっしゃってました。素敵なお兄さんお姉さんだったので、お気軽に。
それから、学生にはありがたい情報を頂いたので、以下、共有します。
無料で受けられるプログラミング講座
詳細:http://intee.jp/student/
・約16万円分のプログラミング講座が無料
・専属メンターがオンラインでリアルタイムサポート
・講座終了後は優良ITベンチャー企業との就活イベントに参加できる
・個別でES添削などの就活コンサルも実施
———-
ぜひぜひ、奮って挑戦してみてくださいー。
インタビューをお受け下さるOGの方は、こちらからご連絡ください。
インタビューでお話を聞いてみたいという現役の学生の方は、こちらからご連絡ください。
スポンサーリンク
Very nice write-up. I certainly love this site. Keep writing! Janaye Oby Donal