「人生いつでも方向転換可能」医学部編入を決意した彼女の言葉とは

今回は、薬学部から名古屋大学の医学部に編入する事が決まっている野村友香さんに御寄稿頂きました。

「やっと意志を持って能動的な選択ができました」という彼女のメッセージ「いつでも方向転換が可能」という言葉には、とても後押しされます。

こんにちは。薬学部薬科学科4年の野村友香です。

私は来年の4月から名古屋大学の医学部医学科3年に編入することになりました。今回は医学部編入というあまり認知度の高くない進路について、私の経験を踏まえて紹介したいと思います。こんな道もあるんだな〜と気軽に読んでみてください。

 

医学部編入って何?

正確には学士編入と言い、文理問わず4年制の大学を卒業した人がもう一回大学に入り直せるという制度で、教養課程をスキップして医学部の2年生や3年生に編入できるというものです。全国では30くらいの医学部が実施しており、そのうちの殆どが2年次編入です。(ちなみに東大の医学部医学科は、健康総合学科からの編入しか認めていません。)

基本的には各大学5人というなかなかの狭き門で、大学卒業を控えた学部生や人生に疑問を持ち始めた院生、社会の荒波に揉まれた後にやはり医者になりたいと一念発起した社会人など、あらゆる年代の人が各大学の5人枠を求めて争います。試験場ではときどき50代くらいのおじさんも見かけました。

試験科目は大学によって異なり、英語と面接だけの所や、数学物理化学生物と大学受験並みのボリュームの大学、ディスカッションがある所、いろいろです。

細かい対策法などは書きませんが、もし興味があると言う人はぜひ連絡待っています!(ネットでは十分な新鮮な情報が得られなかったりするので…)

 

なぜ今さら医学部に?

「人で効果を出す」場面に携わりたくて

最近は遺伝子治療や再生医療など新しい技術が医学分野で発展していますが、そういったものの最終目標って結局は「人で効果を出す」ということだと思うんです。もちろん新しい技術が人で実用化されるまでには長い長い年月がかかりますが、そのプロセスの中で自分はどの立場で医療に関わりたいかなーと考えたとき、「あらゆる研究成果を人で実際に役立てる」という場面に携わりたいなと思いました。

特に今は遺伝子治療に興味があるのですが、ここには安全性や倫理面でまだまだ問題がたくさんあります。それに、治療法を確立する時は、マウスなどで得られた基礎研究の結果に対し、実際に人で役立つかを確かめるために臨床試験をしないといけないのですが、日本では規制など様々な問題が絡むことで基礎研究から臨床研究への橋渡しがあまりうまくいっていないのです。だから、遺伝子治療分野では欧米にとても遅れをとっています。このように、’発展するポテンシャルはめちゃくちゃ大きいのにうまく治療法の確立までこじつけてない’といった分野を医師という立場からもっとグッと推し進めたいと思っています。

というのは真面目な理由なのですが…「医者になったら選択肢の幅が広がりそう」とか、「医者ってやっぱり頼りにされててかっこいいなあ」とかいう単純な理由が積み重なっているのも事実です。

マチュピチュにて。

今更進路を変えることに不安はないのか?

無いと言えば嘘。

卒業するときには27歳になってるし、社会に出る年齢遅くない?とか結婚・家庭どうするの?とか人生に関する心配事は常につきまといます。でも、あらゆることってなんだかんだどうにかなるし、年齢や時間を気にしてやりたいことを成し遂げないのはナンセンスだって思ったりします。

私は以前アメリカに留学していたのですが、そこでは柔軟な考えを持った友達に巡り会い、いい意味で楽観的な視点を与えてくれました。
ギャップイヤーをとって世界を旅したり、卒業後に何をすべきかまだ決めきれないからインターンをしながら将来を考える人など、自分の人生をのびのびと謳歌している雰囲気を感じました。

そんな中で自分が本当にやりたいことってなんだろう?って考えたときに、今のままでいいのかなって疑問を持ち始めてしまったんです。

今所属している薬学部は毎年90%以上の人がそのまま薬学部の大学院に進むのですが、そのような環境で「周りが行くからってなんとなく私も院に進むのかな!?」って考えたら、やっぱり自分は違うなって。今まで東大を受験するときも、進学先で薬学部を選んだときもなんとなく決断をしてきて、やっと意志を持って能動的な選択ができたと思っています。あと個人的には実家がある名古屋に帰れることも嬉しいです!

アメリカ、ホワイトハウスにて。

いつでも方向転換は可能

私は、言ってしまえば自分がやりたいことを見つけるのに少し時間がかかってしまったのですが、これまでの選択があったからこそ今につながっているので過去のことは全く後悔していません。人間、時を経るに連れて考えが変わるのは当たり前だし、何かチャレンジするのにタイミングが遅いということは絶対にないと思います。

もちろん自分が想像していたのと違う進路に進むのは勇気が必要なことですが、自分が「これをやりたい」というその気持ちに自信を持っていれば、大体のことは実現可能なのではないでしょうか?

この記事がいろんな方のあらゆるチャレンジを後押しすることにつながれば光栄です。

 

 

友香さん、ありがとうございましたー!

何かをやるのにタイミングが遅すぎる事って絶対にないと思います。やりたいって気持ちを大切に、意志を持って決断できる事、こんな素敵な事はありませんね!

とても背中を押される記事を、本当にありがとうございました!名古屋でも頑張って下さいね♪

そんな友香さんもお越し下さる、交流会が9月30日に開催されます!

年齢、性別、バックグラウンド参加可能ですので、ぜひお越しください♪
新しい化学反応を楽しみにしています!

日時:9月30日(土曜日)12:00~
場所:水天宮前 モリモトハウス
参加費:2000円(投稿者は1000円)
申込フォーム:
https://kitchhike.com/jp/popups/59c44c5f528beb611b00bfab

「Girls Be Ambitious!こんな私も東大女子」はコンテンツを募集しています!

詳細、応募は、こちら。

 

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