「日本一になりたい」今しか出来ないボートに注ぐ、漕艇部主将の言葉

今回は、女子ボート部主将の江澤千春さんに御寄稿頂きました。

「勝ちたい」っていうシンプルな気持ちを貫き通す彼女の姿が、もうあまりにかっこよすぎて、編集しながら、鳥肌が立ってしまいました。

そんな彼女の熱いボートへの思いをぜひ、ご一読ください。

こんにちは、おそらく初めまして。
東京大学漕艇部女子部主将の江澤千春です。

漕艇部って何部だよって思った方、ボート部と言えば通じますね。
あ~、ボート部ね、知り合いにいるけど生態がよくわかんないわ。という方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなボート部の生態をチラ見せしながら、こんな東大女子もいるんだよ!という自己紹介をしていきたいと思います。

 

辺境の地に幽閉!?ボート部生活はこんな感じ

まずよく聞かれることは、「ボート部ってどこで練習してるの?」です。
東大のキャンパス周辺にボートを漕げそうな場所は存在しませんからね。(三四郎池では即刻座礁してしまいますし…)

これは東大に限らずの話なのですが、ボート部の練習場所は東京と埼玉の県境からちょっぴり埼玉に踏み入れた、「戸田公園」にあります。
東京近辺の大学や企業が大集合して練習しているボートの聖地です。

ボート部に入ると辺境の地に幽閉される…なんて噂が流れているみたいですがそれはここ戸田公園のこと。
池袋まで電車で12分とはかなり立地の良い’辺境の地’ですね。

とはいえ学校から練習場所が離れていますから、学校、家、練習場所の移動時間がちょっともったいない!ということで我々ボート部員は週に数日ボートコースのほとりに立つ艇庫で寝泊まりしながら練習をしています。

これが辺境の地に幽閉、の真相です。

 

みなさんは授業ギリギリに教室に滑り込んでくるボート部員を見かけたことはありませんか?
「こいつまた寝坊かよ。」と。
いいえ違います。
我々はすでに一仕事終えているのです。

朝起きて、軽食を食べ、練習をし、みんなで朝食を取り、そして授業に向かいます。
こう聞くとめちゃめちゃハードじゃねぇかよ、と思ってくれると思います。
まあ実際のところは朝練をしているほかの部活と行動の順番を入れ替えただけなんですけどね。

 

なぜ、やるか?

それから、「ボート部?めっちゃやばいじゃん!」みたいなこともよく言われますね。
この場合のやばいはおそらく練習がキツそうとか大変そうみたいなニュアンスで言われることが多いのですが、その真相は一方で事実でありしかし一方で少し違います。

実際のところボート部は他の運動会の部活と比べてもおそらく練習回数は多いと思います。

練習の内容に関しても、ボートは体力が非常に重要なスポーツですから自分を追い込むようなものが多くあります。

しかし、我々はドМだからそれをやっているわけではなくて、「日本一になりたい」という大きな目標を掲げて、それに対して必要な取り組みであるからやっているのです。

と言っても練習中はこのまま気が狂った方が楽になれるんじゃないかな…などとアホなことを考えたりもしますけどね(笑)

それでも、自分たちの目標への道のりを考えて、また、レースで相手を差したときのあの脳内にやばい物質がでる感じや、自己ベストを更新した時の昂揚感を欲して、ハードな練習にも取り組むわけです。

どうですか?
ボート部に関する疑問の一部がなんとなく解決したでしょうか。

自己ベスト更新した時の写真

 

同じ目標に向かって仲間とひた走る。絶対に今しかできないと思うから

最後にわたし自身の話を少しだけしたいと思います。

以前、「せっかくの大学生活なのにそんなにボートばっかりでいいの?」というようなことを聞かれたことがありました。
その時わたしは単純にあぁ、この人はわたしとだいぶ思考回路が違うんだなと思ったのですが、わたしの中ではそれはほぼ真逆に位置する考え方だったからです。

おそらく大学が、スポーツに全精力を傾けられる最後のチャンスだから、だからこそボート部に身を置いているのです。

生活や思考回路をボートでいっぱいにして、同じ目標に向かって仲間とひた走っていることに胸を張っていられるのは、絶対にこれは今しかできないと思えるからです。

大学生は、高校の頃に想像していたよりもさらにずっとたくさんの選択肢の広がるものでした。
留学、ボランティア、インターン、起業…たくさんの成長の機会、それから旅行、飲み会、エンジョイスポーツ…たくさんの楽しいことが広がっていました。

でも、それらよりもっともっと“今しかできない”という魅力を持ったもの、それが部活で、それがボート部でした。

日々の選択がボートや自分の体力的な成長を基準にして行われボートのために諦めなくてはいけないことも時にはありますけれどこんな生活、社会人になったら二度と送れないと思うから、だからこそボート部っていいなと思いますし、もっとたくさんの東大生が部活をすればいいのにと思います。

 

とまぁここまでたいそうなことを書いてきましたが、よくよく考えたらこういう動機でやってるような気がするな、ってだけで、毎日のモチベーションはもっとシンプルなところで「勝ちてぇ!!!」ってことなんですけどね(笑)

 

東日本夏季競漕大会で、同期と2位3位に入った時の様子

いかがでしたでしょうか。

過去のブログをざっと見たところ部活女子はそんなに見あたらなかったのでまた新しい「こんな私も東大女子」になれたかなと思います。

楽しんで読んで、そしてボート部のファンになってもらえたら嬉しいです。

それでは、わたしの現役生活も残り数か月なので、今まで以上の熱量で駆け抜けたいと思います!

 

江澤さん、どうもありがとうございました!

本当にかっこよすぎて、編集しながら鳥肌が立ちました。最後まで頑張って下さい!最終戦、応援しに行こうと思いますー!

 

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